暗号の本棚
暗号戦史
       
海外及び日本の戦争、実話における暗号の役割を楽しめる本が並んでいます。 

この本棚は、一言で言えば「暗号の実話」集の本棚です。

暗号といえば、やはり戦争における役割の重要性でしょう。国家戦略のしっかりしている国ほど、暗号の体制はしっかりしています。それは暗号を使って企図を秘匿するという面と、敵の暗号を解読しその企図を看破するという両面があります。暗号戦史にはその両面から見たものがありますが、題材になる主体は暗号を解読し勝利に導いたものが多いようです。

戦史以外にもあります。外交上の暗号、平時における情報戦あるいはスパイ行動、各種犯罪等における実例があります。

残念ながら日本は暗号を解読されて、外交及び戦争に負ける実例の対象になってしまっています。勿論活躍した例もありますが。

そのような実話集を読みながら、「現在の日本の暗号はどうなっているのかな」と思いますが、これが私達に分かってしまうようでは、再び外交及び戦争に負けてしまうでしょう。これらの教訓を生かしてしっかりしていることを期待しながら、戦史を楽しみましょう。

尤も最近はIT化でサイバー暗号が主体となり、目に見えない暗号となってしまい、推測したり楽しんだりすることが困難になってしまいました。

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