日本の暗号小説
作者名 荒巻 義雄
経歴 1933年 北海道生まれ
主要な作品 「砂の要塞」、「紺碧の艦隊」、「ニセコ要塞1986」、「十和田要塞1991」
「黄金の不死鳥」、「ソロモンの秘宝」、「義経埋宝伝説の謎を追え」

作品名 黄金遺宝の謎を追え
荒巻ー黄河 初出版:1988.3:講談社
  (「黄河遺宝殺人事件」改題)
発行日:1994.7.15
出版社:徳間書店
形式:徳間文庫文庫
目次
第1部 呪いの記号
 1 札幌の殺人    2 灰皿・煙草・手袋
 3 U二・ち・1二二  4 同人誌の作品
第2部 記号の解読
 5 石置文字     6 殷墟の諸問題
 7 積丹半島の殷文字 8 怠惰な幽閉者
エピローグ 事件の結末
殷人が岩内に来た?(あとがきに代えて)
ストーリーの概要

八光電子社長・江尻好久は、札幌に投資のための不動産を買いに来た。先輩作家の牧に会い、父久蔵の謎の死について相談をした。その江尻のの首のない死体が、札幌のホテルで発見された。現場には、犯人のメッセージらしい奇妙な記号と麻雀牌の緑発が残されていた。牧は、その謎を追い、中国の殷墟を訪れたが、そこで旧陸軍大尉だった久蔵の隠れた秘密を知る。中国古代帝国殷の遺物。甲骨文の謎は。

暗号について
甲骨文字、殺人現場に遺された記号、葉書に書かれていた不可解な文字、各種古代文字の解読。
作品名 シルクロードの秘宝
初出版:1985.7:徳間書店

発行日:1989.7.15
出版社:徳間書店
形式:徳間文庫
目次
序章 オホーツクの夜       第壱章 交河故城の崖
第弐章 忍鹿文書         第参章 空き家の高天原
第四章 米寿のパーティー    第五章 仙女の美酒
第六章 ウルムチ飛行       第七章 天山越え
第八章 黄塵のトルファン     第九章 漬け物談義
第拾章 石弾の謎         第拾壱章 変装ヤクザ
第拾弐章 秘宝へのピラミッド  終章 大和のピラミッド
ストーリーの概要
経済研究所経営者・土方は、訪れた網走で未亡人・平岡文子と知り合う。彼女の夫で大学講師・秀雄は三年前、旅先のトルファンの交河故城の弾がおから転落死したという。文子は、[シルクロードの秘宝]にまつわる不思議な歌を口ずさみ、夫の市に不審があるという。土方は、現地に飛び、仲間とともにその謎を追う。
暗号について
シルクロードの謎にまつわる不思議な歌は、秘宝のありかを示す謎か?その謎の中にまた、不思議な文がある。家に伝わるいわれが分からないと解けない。
作品名 日光霊ラインの謎を追え
初出版:1986.9:講談社

発行日:1993.12.15
出版社:徳間書店
形式:徳間文庫
目次
プロローグ 竜蛇と孔雀−読者への挑戦状
第1部 ニューヨークの佳人
 1 ロマンの始まり    2 エンパイア・ステート・ビル
 3 謎の「日光秘文」
第2部 日光霊ライン
 4 上野東照宮   5 高輪の家 6 家康埋宝伝説
 7 姿なき真犯人  8 霧の日光  9 秘宝はいずこ?
エピローグ 練馬の女
ストーリーの概要
薬品会社を経営する久能一族及びその周辺でに不幸が連続する。日光秘文を巡り、徳川家の埋蔵に金絡む殺人事件。取材のため、ニューヨークを訪れた作家の松尾は、久能明美と知り合い、夫が日本平で轢き逃げされたことを知る。数日後、明美の岐阜も殺される。明美に似た女の正体、夫にまつわりついていた男の真の目的は。
暗号について
日光秘文に書かれていた「竜蛇と孔雀の争う土地」とはなにか。
作品名 「マ」の邪馬台国殺紀行
発行日:1989.7.5
出版社:講談社
形式:講談社ノベルス
目次
第1部 老画家の死
プロローグ
第1章 マの邪馬台国   第2章 魏志倭人伝
第3章 容疑者たち     第4章 倭国北岸狗邪韓国
第2部 邪馬台国いずこ
第5章 画商のアリバイ   第6章 始度一海千余里
第7章 吉野ヶ里
エピローグ
ストーリーの概要
紀伊半島へ向った老画家が何故北海道で死んでいたのか。幻の邪馬台国の所在地を突き止めなければ、殺人事件の謎は解けない。「マ」の一文字は何を意味するのか。「魏志倭人伝」にある邪馬台国の場所を求めて探偵・荒尾は、隠されたキーを発見。謎を読み取って、邪馬台国の場所と殺人事件を明らかにする。
暗号について
「魏志倭人伝は、暗号だ。」として解読する。また殺された老画家の残したレシートの裏に書かれた文字の意味は。