バイオ暗号
「ニ行 作品」
作品名 日本「ヒトゲノム計画」のいま
著者名 村上和雄 清水信義
発行日:2000.9.20
出版社:ビジネス社
形式:A5
目次

清水義信
*フランク・ラドル教授、ジム・ワトソン博士の思い出

村上和雄
*「バイオの世紀」の扉の前で

対談
*日本の「遺伝子研究」の現在
ストーリーの概要
 IT革命からGene(遺伝子)Technology革命の時代へ。
 「ヒトゲノム計画」は人類に何をもたらすのか―。世界に先駆け22番染色体解析に成功した清水教授とバイオ研究の第一人者・村上教授が徹底討論。

清水義信
*フランク・ラドル教授、ジム・ワトソン博士の思い出
 ・フランク・ラドル教授のもとで、ずいぶん研究が進んだ
 ・じつにユニークなジム・ワトソン博士

村上和雄
*「バイオの世紀」の扉の前で
 ・イネと日本人
 ・ついに「高血圧の黒幕」レニンをつきとめた
 ・研究は大きな壁にぶつかったが、最後の土壇場で米仏に勝った
 ・私はそれを「サムシング・グレート」と呼んでいる
 ・21世紀はバイオの世紀になる

対談・日本の「遺伝子研究」の現在
 ・ヒトゲノム「解読データ概要版」完成の意味
 ・日本の「ヒトゲノムプロジェクト」の現状と課題
 ・何が遺伝子をONにするのか
 ・アメリカの強さ、日本の卑屈さ
 ・なぜかゲノムシーケンスは理研一本となってしまった
 ・「寿司ネタゲノムプロジェクト」にも力を入れている
 ・遺伝子研究に参入したアメリカのベンチャー企業をどう見るか
 ・日本のゲノム研究、10年の歩み
 ・日本に帰った直後は、信じられないほど大変だった
暗号について
*随所にDNA暗号、遺伝子暗号、同解読について記述されている。
 (例)
 ・遺伝子暗号は、読んだ人より書いた存在の方が偉い
  誰が書いた?自然だ。何のために
 ・ヒトゲノムは30億個の文字列・・・父母から30億文字貰って生まれる
  電子顕微鏡で1000万倍に拡大しても読めないようなところに書き込まれている。
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