作品名 |
DNAがわかる本 (岩波ジュニア新書291) |
著者名 |
中内 光昭 |
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発行日:1997.8.20
出版社:岩波書店
形式:新書 |
目次
第1部 DNAは何をしているのか
第1章 メンデルを忘れよう
第2章 シナリオは何に書かれているのか
第3章 シナリオには何が書かれているのか
第4章 シナリオはどのように書かれているのか
第5章 シナリオからドラマへ
第6章 シナリオのコピーとプログラムの選定
第7章 新しいシナリオの誕生
第8章 細胞のドラマから個体のドラマへ
第9章 細胞の個性化とシナリオ
第10章 形づくりから日常の生活まで)
第2部
社会の中のDNA(DNAとつきあうために
第12章 DNAで何がわかるか
第13章 DNAを操作する
第14章 DNA研究の光と陰
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ストーリーの概要 |
遺伝子の本体であるDNA、それは「生命現象」という不思議きわまりないドラマのシナリオが書かれている原本でもる。
発生生物学の第一人者が、DNAのもつ意味を「細胞の身になって」解説。
DNAの働き方や遺伝のしくみはもとより,クローン,遺伝子診断,ヒトゲノムなど,最新の話題・問題を丁寧に記述している。 |
暗号について |
* シナリオの言語
・ 情報の記録には暗号を使用。ある種の記号は、その一定のグループないんで暗号として機能
・ A,T,G,Cの組み合わせによる情報の記録。AとT、CとG
* 遺伝暗号の解読
・ 無細胞系での蛋白質合成の研究
・ アミノ酸と裏文字との関係、つまり単語の意味がわかる。
・ 64の単語・・・遺伝の暗号表
* 暗号の普遍性と方言
・ すべての生物細胞に通用する共通の暗号表
・ 例外のある生物も少しはある
* 全般
・ DNAの仕組みを調べることは、暗号と暗号解読
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