暗号クイズ
海外の作品
作品名 トラ・トラ・トラ!  (TORA!TORA!TORA!)
日米共作
1970アカデミー賞:
  特殊視覚効果賞

製作総指揮:ダリル・F・ザナック
監督:リチャード・フライシャー
  舛田利雄、深作欣二
脚本:ラリー・フォレスター
 小国英雄、菊島隆三
製作:エルモ・ウイリアムス
原作:
ゴードン・W・プランゲ「トラ・トラ・トラ!」/ラディスラス・ファラーゴ「破られた封印」
撮影:チャールズ・ウィーラー
 姫田真佐久/佐藤昌道/古谷伸
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
「日本側」
山本五十六連合艦隊司令長官: 山村聡
源田中佐: 三橋達也     淵田中佐: 田村高廣
南雲海軍中将:東野英治郎 野村駐米大使:島田正吾
首相近衛公爵:千田是也  東条英機:内田朝雄
大西参謀:安部徹    吉川猛夫:マコ
「アメリカ側」
キンメル太平洋艦隊司令長官: マーティン・バルサム
スチムソン陸軍長官: ジョセフ・コットン
ブラットン大佐: E・G・マーシャル
ハルゼイ中将: ジェームズ・ウィットモア
マーシャル大将: キース・アンデス
スターク海軍作戦部長: エドワード・アンドリュース
ハル国務長官: ジョージ・マクレディ
ベリンジャー中将: エドモン・ライアン
ショート将軍: ジェイソン・ロバーズ
ストーリーの概要
1939年9月1日、山本五十六中将が連合艦隊司令長官に就任した。就任式は連合艦隊の旗艦である「長門」艦上で行われた。この日、ドイツはポーランドに侵攻し、それより1年余りにして日本はドイツと締結した。
当時、日本は中国を相手に戦っていた。山本五十六が連合艦隊してすぐに当時の首相である近衛文麿が閣議を開き、日本はアメリカに経済封鎖されているので豊富な資源をもつ南方に進出したいのだが、アメリカ太平洋艦隊ががんばっているので、それができないと云った。それに対して東条英機は、今こそアメリカに攻撃するべきと進言した。
アメリカの海軍情報部は、「ムラサキ」と名づけた暗号解読器で日本の暗号無電を解読することに成功していた。日本とアメリカの緊張が高まると、アメリカの目が極東にむけられるようになった。太平洋連合艦隊司令長官リチャードソン提督を更迭し、キンメル提督を起用し日本軍の真珠湾攻撃に備えようとした。真珠湾にはレーダー基地はなく、建設しようとしても天然保護協会が反対するという始末だった。
日本はその間にも、飛行機による魚雷攻撃をやるべく猛特訓を行っていた。一方、連合艦隊司令長官の山本五十六は第一航空隊所属の大西参謀を呼び寄せ、真珠湾攻撃への意見を聞くと大西は、空母「赤城」所属の名パイロット源田中佐がその分野の優れた作戦家であるこを答えた。
これを皮切りに日本の真珠湾攻撃のプランが練られるようになった。その間にも日本とアメリカの関係はさらに緊張を増し、真珠湾攻撃へのカウントダウンがはじまった...。
暗号の概要
* 米によるパープル暗号解読の状況
 ・日本外務省の外交暗号機の解読機が出てくるが、おもちゃ箱のようだった。この映画の作製当時は、まだ機密が解除されていなかったので、このような単純な箱を創作したのだろう。公開された解読機は、よくここまで作れるものだと思うくらいに素晴らしいものである。
 ・解読場所が普通の事務所のようだったが、もっと厳重な場所ではないのかな?
* マジック(解読情報)の配布要領・・・配布先の限定(指定)、配布手段等
 ・官用(軍用)車を使用せず、自分の奥方に自家用車を運転させるシーン・・・・意外だ!真実か?
* 真珠湾攻撃時の「ト・ト・ト」、「トラ・トラ・トラ」
 ・本映画の主題である。
このDVDは、3枚組コレクターズ・ボックス
収録ディスク:
1 本編ディスク「アメリカ劇場公開版」
 ・収録特典:監督と評論家による解説    ・日本公開版オリジナルシーン(3種)
 ・オリジナル劇場予告編
2 特典ディスク
 ・ドキュメンタリー「ヒストリー・スルーザ・レンズ〜トラ・トラ・トラ
 ・制作秘話   ・ムービートーン・ニュース ・写真集:撮影の舞台裏、プロダクション写真集
3 日本公開バージョン
復刻特典
1 日本劇場公開復刻版・プレスシート
2 復刻版メイキング写真集(週刊少年マガジン巻頭カラー特集)
3 トラ・トラ・トラ復刻版名画集
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