暗号クイズ
日本の作品
作品名 終戦  なぜ早く決められなかったのか


 NHK
 2012年8月15日(水)
 午後7時30分〜8時43分総合
ストーリーの概要

 敗戦から67年を迎える太平洋戦争。
 その犠牲者が急激に増加したのは、戦争末期だった。勝敗はとっくに決していたにもかかわらず、なぜもっと早く戦争を終えることができなかったのか。
 当時の日本の国家指導者の行動や判断には、多くの謎や不可解な点が残されている。今回NHKは研究者の共同調査で、戦争末期の日本の終戦工作を伝える大量の未公開資料を、英国の公文書館などから発見した。
 それらによると、日本はソ連の対日参戦を早い時期から察知しながらソ連に接近していたこと。
 また、強硬に戦争継続を訴えていた軍が、内心では米軍との本土決戦能力を不十分と認識し、戦争の早期終結の道を探ろうとしていたことがわかってきた。
 1日でも早く戦いを終える素地は充分に出そろっていながら、そのチャンスは活かされていなかったのである。
 番組では、戦後に収録されながら内容が公開されてこなかった当事者らの肉声証言なども検証し、重要な情報が誰から誰に伝えられ、誰には伝えられなかったのかを徹底分析。 国家存亡の危機を前にしながらも、自己の権限の中に逃避し、決定責任を回避しあっていた指導者の実態を浮かび上がらせる。
 国家的な岐路における重要な決定をめぐる課題について、識者討論なども交えて考えいく。

 * 熊本県人吉市の川越郁子さん。自宅にある資料は、海軍少将・高木惣吉のもの。戦争終結の秘密工作をしていた人物。そのメモが近年に発見された。陸海軍・外務省・宮中に連携する人間を見つけ、終戦を実現させようとしていた。

暗号の概要
* イギリス国立公文書館で発見された日本外交暗号の解読電報。
 ・ スペイン等の駐在武官から発信され、解読された電報、ソ連が参戦する情報だった。
 ・ 6月頃にその情報が発信されているのに、陸軍・海軍は無視してソ連との終戦工作に向かったのは何故か?
 ・ULTRA=西国機密情報の中に、日本の武官が送った電報が。昭和20年5月24日「ヤルタ会談でソ連が対日参戦を約束」8月9日ソ連対日侵攻。その半年前に米英ソで密約。
     
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