日本の暗号小説
作者名 生田 直親
経歴 1929年、東京生まれ
福島県立川俣工中退
「映画の友」懸賞シナリオ入選。テレビ脚本家としてシナリオを執筆、1993年逝去
主要な作品 「死の大滑降」、「ヒマラヤ大滑降」等のスキーミステリー、「剣岳岩尾根殺人事件」、「前穂高殺意の岩峰」等の山岳ミステリー、「ソ連侵略198X年」、「東京大地震M18」等
テレビドラマ「煙の王様」:文部大臣賞受賞

作品名 黄金のシュプール
初出版:1976.1:徳間書店
発行日:1987.7.15
出版社:徳間書店
形式:徳間文庫
目次
プロローグ 狂気と正気のはざまにて
1 幻想からの旅立ち
2 黄金を尋ねる道へ
3 雪は秘境を閉ざし
エピローグ 惨憺たる栄光よ
ストーリーの概要
プロスキーヤー・野口慎平は、立山の雪渓で滑落死した老人から古文書の入ったお守り袋を託され、孫娘・香織に届けるように頼まれる。香織を探し、届けるとそれは戦国武将が隠した黄金の埋蔵箇所を示していると言う。その伝説を一笑に付す慎平に対し、盲目のかをりは必ず黄金探しに取り付かれるだろうと預言する。そのお守り袋を預かった慎平の回りでスキー仲間が殺され、、愛人が誘拐される。誘拐の条件として黄金探しに向かう慎平。遭難寸前で黄金を見つけるが、香織の母親に横取りされる。
暗号について
お守り袋に入っていた古文書は暗号だった。立山の自然現象とお守りの文章の関係は。
作品名 コンピュータ完全犯罪
発行日:S61.9.10
出版社:廣済堂出版
形式:廣済堂文庫
目次
1 見えない払い戻し人
2 うごめく女たち
3 憎悪なき犯行
膺懲のための終章
ストーリーの概要
長野県下、信州相互銀行19支店の現金自動支払機で、キャッシュカード偽造による3千万円蒸発事件が起きた。事件は、口座名義人の開業医猪股良介の訴えにより発覚したが、信用を重んじる銀行は、警察沙汰を恐れ、秘密裏に金融機関専門のトラブル調査機関に調査を依頼した。犯人は内部の人間か外部者か?完璧な防犯対策がとられている銀行のCDシステムの盲点を衝いた、新コンピューター完全犯罪。
暗号について
暗号そのものではないが、カードの磁気テープ、名前のエンボスの意味、暗証番号等の仕組みや読み取りの方法等デジタル暗号の一端がうかがえる。