海外の暗号小説
[ア行 作品]
作品名 暗号名ゴースト   (THE GHOST WAR)
著者名 アレックス・ベレンスン   (Alex Berenson)   (訳:柳橋 志行)
発行日:2009.6.10
出版社:ランダムハウス講談社
形式:文庫
目次
「なし」
ストーリーの概要
 北朝鮮の核兵器情報を提供していた科学者から、緊急の国外脱出要請が届いた。
 CIAは急遽、偽装船を仕立てて黄海の救出地点へ向わせる。作戦成功と思ったのも束の間、待ち構えていたのは北朝鮮の精鋭部隊だった。
 内部から情報が漏れている――CIAに大きな衝撃が走った。だがそれは、世界全体を巻き込む大規模な謀略の皮切りにすぎなかった!
 アフガニスタンとパキスタンの国境でタリバン兵を訓練する謎の外国人部隊の発覚。
 石油と核開発技術を交換すべく秘密裏に手を結ぼうとする中国とイラン・・・世界各地で起こり始めた不穏な動きの真相を突き止めるべく、CIAはかってニューヨークで凶悪テロを寸前で食い止めた伝説の男、ジョン・ウェルズに白羽の矢を立てた。
暗号について
*非武装地帯の端にあるキャンプ・ボニファスの信号情報部に通信が届いたが、「1と0」の連続で意味不明。最優先連絡用の短波で送られたので重要な意味が・・・
 ・NSAへ転送され解読、CIA本部へ

*秘密工作員からの手紙
 ・中断の頭文字が大文字になっている理由は?
 ・連絡用に使っている郵便ポスト・・・チョークの跡が合図のしるし・・・中断した方が良い
  ・縦縞は、情報受け渡し場所に文書かフラッシュメモリーを置いてきた
  ・横縞2本・・・文書を受けたとった
  ・黄色い縞の線は膝づめの緊急会議が必要
  ・赤い縞は同日中に緊急会議が必要

* 処々に「暗号」という用語が出てくるが、具体的な内容はあまり無い。
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