海外の暗号小説
[ア行 作品]
作品名 暗号名サラマンダー
著者名 ジャネット・ターナー・ホスピタル  (Janete Turner Hospital)  (訳:古谷 美登里)
発行日:2007.3.31
出版社:文劇春秋
形式:46判
目次
第1部 老いたモグラ
第2部 霧
第3部 コードネーム ブラック・デス
第4部 消失点
第5部 Sの日記 暗号化済み
第6部 湿地にて
第7部 デカメロン・テープ
第8部 余波
ストーリーの概要
 テロ集団“ブラック・デス”に乗っ取られた旅客機。
 犯人は乗客もろとも機を爆破した。生存者は子どもたち22名のみ。その眼前で機は粉々に吹き飛んだ。
 それから13年。遺児の一人サマンサが事件の裏を追う・・・乗客の一部は犯人に拉致されたという。彼らの身に何が?
 “サラマンダー”、“シロッコ”なる工作員は何者か? 陰謀の正体は? 鍵は謎の文書とビデオ・テープ。
 不審な事故死を遂げた政府機関職員が息子ローウェルにそれを託した。
 だが調べを続けるサマンサとローウェルに暗い魔手が迫る。
 逃避行の中で二人がたどりついた真相は・・・
 怜悧な文学者が9.11テロで亡くなった者たちの最期の叫びを読み尽くし紡ぎ出した国際謀略スリラー。
暗号について
第1部 老いたモグラ
*父が残したものが空港のロッカーに
 ・AF64 黒死病(ブラック・デス)作戦 地下壕テープとデカメロン・テープ
 ・バインダーの一つに「Sの日記 暗号化済み」のタイトルが・・・記号、判読できない文字と数字が延々と。

第4部 消失点
*「Sの日記 暗号化済み」・・歯が立たない。父は暗号好きだった。
*暗号解読者が調べるのはパターンなんだよ・・・ヒエログリフ、死海文書
*その文書を敵に盗まれる・・・隠してておいたのにそのようになのか・・・説明なし

第5部 Sの日記 暗号化済み
* 暗号化された文書で敵に亘っているはずだが・・・全文が書かれている
* 暗号、暗号解読そのものはストーリーとして重要性はないのかな
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