海外の暗号小説
[ア行 作品]
作品名 暗号コード[SCIMITAR]   (SCIMITAR)
著者名 ピーター・ニーズウォンド  (Peter Niesewand)  (訳:大貫 昇)   

発行日:S63.1.18
出版社:扶桑社
形式:文庫(上下)
目次
「なし」
ストーリーの概要
ニューヨークで開かれている米ソ軍縮会談の席から、ソ連の科学者ラビノビッチが亡命を図った。
「軍縮会談をふっとばす重大な情報がある」ラビノビッチはこう言ったが、その中身を明かす前に、KGSに彼の身柄を奪還された。重大な情報とは何か?
米国の影の巨大情報機関DIAのロスとライルは、ことの真相を探るべく調査に乗りだした。だが、KGBは彼らの動きをしつように妨害。ついには2人の生命を狙うべく、殺し屋をさしむけたのだった…。
米国の巨大情報機関DISのエージェント、ロスとライルはKGBに復讐を誓った。
謎を解く鍵はアフガニスタンにある。そこで行われる〈SCIMITAR〉プロジェクトがポイントだ―そう確信したロスとライルは、アフガニスタンへ潜入。
ソ連の謀略の証拠を掴むべく、決死の探査行が始まった。だが、ここにもKGBの手はのびていて、危機が次々と二人に襲いかかった…。米ソ軍縮会談の驚くべき裏面を描く。
暗号について
* ソ連KGBとスパイの間の暗号・・・ガンマ方式  →かなり具体的に記述
 ・ 1回限りの暗号通信法
 ・ 切手サイズ、250頁5桁の乱数表
 ・ 暗号の伝達方法
* 暗号名「シミタール(SCIMITAR)」の意味は?・・・・三日月刀・・・中性子爆弾開発計画
   中性子ミサイルの暗号名は?・・・カトラス(反身の短刀)
  → では重要な開発計画の暗号名は・・・・推理
* NSAの傍受、解読・・・・開発の暗号名を追求
* エージェント間の情報交換、合言葉等
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