海外の暗号小説
[フ行 作品]
作品名 フランチェスコの暗号 上・下   (THE RULE OF FOUR)
著者名 IAN CALDWELL & DUSTIN THOMASON  (柿沼 瑛子訳)
発行日:H16.10.1
出版社:新潮社
形式:新潮社文庫
目次
 「なし」
ストーリーの概要
1947年、ローマ郊外の教会に二人の使者が送られた。彼らは去る貴人からの手紙を携えていたが、禁を破って盗み読んだ事が貴人の逆鱗に触れ処刑された。そして、1999年のプリンストン大学。4年生のポールは、ルネッサンス時代の古書を主題に卒論を書いている。彼はその謎に満ちた書物の著者こそ、500年前のローマの貴人だと信じていた。先輩の大学院生の不審な死にもめげず、古書「ヒュプネロマキア・ポリフィリ」の秘密を解く糸口を掴んだポールは研究に没頭する。しかし、最後の暗号を解読してと思いきや、彼の周辺でまたもや悲惨な事故や殺人事件が起こる。映画化されるようだ。
暗号について
古書に隠された暗号解読物語。古書の各章のある数毎の文字を拾うと次の解読の鍵らしきものが。古書そのものは、実在し永年にわたり多くの人が研究してきたらしい。暗号を解く過程が面白い。
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