海外の暗号小説
[メ行 作品]
作品名 メディチ家の暗号
著者名 マイケル・ホワイト     (Michael White)        (訳:横山 啓明)
発行日:2009.7.25
出版社:早川書房
形式:ハヤカワ文庫
目次
「なし」
ストーリーの概要
散りばめられた手がかりを追い、イタリアの古都を駆けめぐる、華麗なる知的サスペンス!
メディチ家礼拝堂に眠るミイラの内部から、小さな石板状の物体が発見された。
古病理学者イーディーの叔父はその石板を調査中、何者かに殺されてしまうが、死の間際にメッセージを遺していた。
石板には詩のような暗号が刻まれていたというのだ。
仲間と共にそれを解読したイーディーだが、その先にはさらに二重三重の暗号が待ち受けていた。暗号によって護られ続けたメディチ家の驚くべき遺産とは?
暗号について
*サンミケレ島の地図に書かれた韻文の謎
 「水を渡ってたどり着く 
  理想的な名前の男
  悲劇の人 悪魔に騙され
  それは線とともに隠され
  水の彼方 建築家の手の裏に」
*ホテルの部屋で撮影した写真に
 「スポラーニは左手に写真ほどの四角いカードを持っている。右手には奇妙なペンのようなものを持ち、それがカードを指していた。」・・・紫外線を使えという謎?
 ・紫外線をあてるとウエブサイトのURLが。
*フォルダーを開くと、次の文が
 「双子、創始者
  通りにてわたしのような人たちを殺し
  バルコニーの五つの窓
  空に触れる切っ先
  上の半球、下の半球」
*ヴィヴァルディの遺した文書「召されることと復活」に書かれた謎
*メディチ家の礼拝堂から盗んだ石片の謎
*グリッティ・バドエル邸で見つけた五線譜の謎・・・・最も暗号らしい。
*フレスコ画に描かれた文字の謎・・・・これも暗号らしい
*ヒトゲノムマップ・・・DNA
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