海外の暗号小説
[モ行 作品]
作品名 モアブの暗号    (THE MOABITE CIPHER)(「ミステリ マガジン 1973.6号」所収)
著者名 R・オースチン・フr−マン    (訳:小尾 芙佐)
発行日:1973.6.1
出版社:早川書房
形式:雑誌
目次
「なし」:短編
ストーリーの概要
 ロシアの大公がロンドン市庁に来る日、あやしい男が警備の警官の馬に蹴られ、病院で死亡した。持ち物に切手の貼っていない封書が。
 宛名の住所に行くと、当人が逃げ出した。そこで警部がその手紙を開封し、」中身を点検すると、薄いノートの紙を半分に切ったものの両面に、判読し難い奇妙な文字が、茶色っぽい黒印機でズラズラと書き連ねてあった。
 暗号文か?
暗号について
* 文字はモアブ語かフェニキア語? 古代セム語?
* 文字は右から左に書いてある。インキは製図工が使う消えない支那インキ。
* 大英博物館で古文書学者に調査依頼・・・分かった文字は「わざわい、都、欺瞞・・・・」
 文字のグループは単語と単語のスペースを埋める役目?

* その手紙を水に沈めると灰色の一連の文字が浮かび上がった
 ・・・支那インキの文字の上にローマン文字で書かれた暗号文
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