海外の暗号小説
[ロ行 作品]
作品名 ロスト・シンボル    (LOST SYMBOL)
著者名 ダン・ブラウン  (Dan Brown)  (訳:越前 敏弥)
発行日:2010.3.3
出版社:角川書店
形式:四六版
目次
ストーリーの概要
キリストの聖杯をめぐる事件から数年が経ち、ハーヴァード大で教鞭を執る静かな生活を送っていたラングドンに、旧友から連絡が入る。フリーメイソン最高位の資格を持つスミソニアン協会会長ピーター・ソロモンからで、急遽講演の代役を頼みたいという。
会場である連邦議会議事堂に駆けつけるが、そこにピーターの姿はなく、切断された右手首が……薬指には見覚えのある金の指輪。
フリーメイソンの紋章をあしらったその指輪は、ピーターのものに間違いない。ピーターを人質に取ったというマラーク(悪霊)と名乗る謎の男は、ラングドンに“古の門”を探せと命じる。ピーターの右手の指先に施された独特の刺青が“古の門”の先にある“古の神秘”を指し示す図像であることにラングドンは気付く。誘拐犯マラークの目的は、この恐るべき力を持つとされる“古の秘密”を手に入れることにあるのは明らかだった。ラングドンは駆けつけたCIA警備局長サトウと共に、まずは、“古の門”の捜索に乗り出す。
アメリカ建国の父祖でフリーメイソンのメンバーであるワシントンやベンジャミン・フランクリンらはあらゆる象徴を首都ワシントンDCにちりばめた。謎の男マラークは、彼らがこの街に″古の神秘”と言う人類最大の知恵を隠し、さらには、名家ソロモン一族がこの謎を解く鍵を代々守り伝えてきたというのだ。
これらは全て単なる言い伝えにすぎないと考えていたラングトンだが、国家安全保障のためマラークの要求に従うように迫るCIA保安局長サトウと共に、暗号に導かれて連邦議会議事堂の地下室へ赴く。
そこで、伝説のピラミッドの存在を目の当たりにする。
暗号について
*切断された右手首の指に刺青が!
 ・親指に王冠、人差し指に星・・・他の指には・・・太陽、角灯、鍵 → 「神秘の手」 →招待
*「古の門」とは? ロタンダとは?
*握られてた手のひらにあった刺青・・・「V]885」の意味は?
 ・逆さから読むと・・・「SSB]V」
*フリーメイソンの暗号・・・二重暗号
 ・デューラーの魔法陣
*地下で見つけた「The secret hides within The Order」の意味は?
*宝冠のピラミッドに刻まれている「1514(ADが重なったような記号)」
*1ドル紙幣に描かれた国璽
*宝冠が納められていた箱の中に描かれた「円」の意味は?
*「33」の意味は?
*ピラミッドのそこに描かれた数々の象徴は何を表わすのか?
*CIA本部前の彫刻・・・クリプトス・・・いまだ解読されていないものもある
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