海外の暗号小説
[サ行 作品]
作品名 サリーは謎解き名人   (FOUR TO SCORE)
著者名 ジャネット・イヴァノヴィッチ  (JANET EVANOVICH)
発行日:1999.6.30
出版社:扶桑社
形式:文庫
目次
「なし」
ストーリーの概要
痛快コメディ・ミステリーシリーズのヒロイン、ステファニー・プラムはニュージャージー在住の口の悪い逃亡者逮捕請負人。
今回彼女が追うのは、車の窃盗で元カレから訴えられているマキシーン・ノーウィッキー。マキシーンに書いたというラブレターを、元カレはぜひ取り戻したいらしい。だが実は、彼が秘密裏に手に入れたがっていたのはほかのものだった。
イヴァノヴィッチは、ぶっ飛んだ性格の登場人物たちを右往左往させながら、秘密を明らかにしていく。女装好きのゲイのサリー・スウィート、体重がおよそ110キロの元売春婦で、今はステファニーのボスの下で働いているルーラ、保釈金保証人をしている従弟のヴィニー、グロック社製の銃を携帯し、ちょっとした騒動が起こるのを待ちかまえているおばあちゃんのメイザ、バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)になりたがっていて、ステファニーの元旦那とのエッチが発覚して以来いつもじゃまをしてくるジョイス。
事件が起こるのはトレントンのごく近郊で、ジャージーショアより遠くには物語は広がらない。ところが、マキシーンの公判中にステファニーのアパートと車が何者かに吹き飛ばされ、住む所を失った彼女が、ハンサムで傲慢な高校時代からの悪友で警官のジョー・モレリのところに転がりこむと、事態はアトランティックシティーの賭博台以上に刺激的になっていく。
暗号について
暗号解読が得意というドラッグクイーンが登場するが、暗号の面の内容的にはない。暗号文があり、それを解いたらこう意味だった。」で終わる。暗号文が実際に文として出てこないし、解読の過程もない。
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