海外の暗号小説
[ス行 作品]
作品名 スパイになりたかったスパイ
著者名 ジョージ・ミケシュ   (George Mikes)   (訳:倉谷 直臣)
発行日:1974.10.20
出版社:講談社
形式:46判(ソフト)
目次
・禁じられた本 ・1675人のぐうたらスパイ ・ボリスかアルカージィか ・ゴーリキ公園のアヒルたち ・マルクスと中国飯店 ・シェフチェンコ少佐 ・挑発的なあまりに挑発的な ・ニンジン党とトマト党 ・アイヴィ ・時計仕掛けのオレンジ ・ソンブレロをかぶった犬 ・バッカレル・ムーン ・ユーナリム ・黒いブラジャー ・ブレジネフ ・暗い月曜日 ・セルフサービス葬儀店 ・エメラルドのブローチ 運のいいヤツ ・ビクトリア駅15番ホーム ・ガラスの館 ・デズデモーナの影 ・フルーツ・ソース ・赤の広場 ・死人は手紙を書かない
ストーリーの概要
007を愛し、ひそかにスパイにあこがれていたロシアのぐうたら学生アルカージィ君。ある日突然、ひょんなことからスパイとしてロンドンに赴く。
スリリングな冒険、颯爽とした立ち回り、世界の美女にはモテモテ、といさみ、いきごみ、期待に胸がふくらむが、もはや探るべき国家機密など皆無、することといえば自国の競合スパイの動きを探ることのみ。
しかたがないので街でロンドン娘に声をかけたが、その場に臨んで好感アルカージィ君は・・・
*ユーモアとサスペンスのうちに官僚主義を風刺したスパイ小説。
暗号について
*スパイ教育・・・情報の暗号化、解読を一通り教えるだけで6カ月かかる。
*スパイの隠語・・・病院:監獄、医者:警察、靴直し:パスポートの偽造屋、オルゴール:無線機、近所:地方の共産党、家:ソビエト連邦、センター:KGB本部、ジャージー:西ドイツ
*密会の合図・・・オレンジを二つ持つ、「イスラエルのですか?」「いいえ、レバノン産です」
*密会の合図・・・ケースを鼻の高さに持ち上げる。
*使用する暗号・・・英語の暗号。ロシア語の暗号
*最後の暗号・・・「トゥヴァロジニッキ」(乳酸入りクッキー)

* その他、随所に隠語や合言葉、合図等が出てくる。
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