海外の暗号小説
[テ行 作品]
作品名 デセプション・ポイント 上・下  (DECEPTION POINT)
作者名 ダン・プラウン  (DAN BROWN)      (訳:越前 敏弥)


発行日:2005.4.5
出版社:角川書店
形式:四六版
目次 「なし」

ストーリーの概要
国家偵察局員レイチェルの仕事は、大統領へ提出する機密情報の分析。現在、ホワイトハウスは大統領選の渦中にあり、現職と争っている対立候補は、なんと彼女の父だった。選挙戦はNASAに膨大な予算を費す現政府を非難し、国民の支持を集めている父が有利に進めていた。そんなある日、レイチェルは直々に大統領から呼び出される。NASAが大発見をしたので、彼女の目で確かめてきて欲しいというのだ…。 (上)
状況が飲み込めないままレイチェルが連れて行かれたのは、北極だった。氷棚に埋まった巨大な隕石から等脚類の化石が大量に発見されたのだ。これは地球以外にも生物が存在する証拠であり、まさに世紀の大発見だった。ここで、選挙戦は一気に逆転し、大統領が対立候補の娘である自分を情報分析官として選んだ理由を悟る。だが、科学者チームと調査を進めるうちに、レイチェルは信じられない謀略の深みにはまり込んでゆく…。 (下)
一読に値する本。引き込まれ、一気に読んだ。
暗号について
NASA、NRO(国家偵察局)、ホワイトハウス等の間における重要な通信は暗号により秘匿されている。その他随所に略号が使用されている。


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