日本の暗号小説
作者名 阿部 和重
作品名 ABC戦争
発行日:H14.6.1
出版社:新潮社
形式:文庫
目次
なし「短編」

他の所収
・公爵夫人邸の午後のパーティー
・ヴェロニカ・ハートの幻影

ストーリーの概要
はじまりはN国・T地方・Y県の通学列車。
不良高校生の些細な喧嘩は、なぜヤクザを巻き込む全面抗争にまで暴走したのか? 
あの〈戦争〉から数年後、執拗に真相を追う青年の姿は、あたかも探偵であり、暗号解読者であり、哲学者であり、そして小説家でもあり……。
暗号について
*通学列車には相対するグループが混在・・・仲間通しの話を相手に秘匿するため暗号で話をすることにした。
 ・搬送とする語句の一音ごとに同じ母音をもつバ行の音(なぜバ行かは不明)をつけて話す。
 ・「私は男性です」・・・「わバたバしビはバだバんンせベいビでベすブ」
 ・女子学生から教えてもらったアイデア
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