日本の暗号小説
作者名 鮎川 哲也
作品名 鮎川哲也と十三の謎 ’90
発行日:1990.12.20
出版社:東京創元社
形式:四六判
目次
*第1回鮎川哲也賞選考結果発表
*横溝正史の旅:折原一
*小説:14編・・・宮部みゆき、有栖川有栖他
*黒死館殺人事件創作メモ等
ストーリーの概要
* 本書で発表して著名な作家になった例が沢山あるらしい。
* 創元推理特別書き下ろしに参加、「黄金の13」に加わる新進作家の創作
 ・心とろかすような・・・・宮部 みゆき
 ・WHO ARE YOU?・・辻 真先
 ・猫の手・・・・・・・・・・・・服部まゆみ
 ・展覧会の客・・・・・・・・紀田順一郎
 ・登竜門が多すぎる・・・有栖川有栖
 ・鳴神・・・・・・・・・・・・・・澤木 喬
 ・Prize for patience・・山崎 純
 ・幽霊騒動・・・・・・・・・・黒崎 緑
 ・白い朝・・・・・・・・・・・・北村 薫
 ・「むしゃむしゃ ごくごく 殺人事件・・・山口 雅也
 ・壁の男・・・・・・・・・・・日影 丈吉
 ・緑の密室・・・・・・・・・依井 貴裕
 ・キング・チャールズの告発・・・・戸松 淳矩
 ・時鐘館の殺人・・・・・・今邑 彩
* 目玉:黒死館創作メモ
* 鮎川哲也と29人の仲間
暗号について
* 「黒死館殺人事件」創作メモ:小栗虫太郎
  カラーで7枚・・・残念ながら暗号の部分はなし。しかし、このようなメモからあの難解な小説が出来たのかと参考になる。
* 「黒死館」創作の秘密を子育てに見た:鮎川哲也・・・・幻の探偵作家を訪ねて・番外編(第1回):小栗虫太郎の巻
  「黒死舘」を書いた頃の逸話
* 座談会:チャーターボックス・人外編・・・薔薇、黒死館、そして虚無:木智みはる、葉月つかさ、呉葉けい
 ・「黒死館」に対する論評・・・暗号が一杯
 ・「黒死館」に出てくるメーソン暗号を使用しての所見が出てくる。(特殊文字なので省略)
  解読の一部:「MANIA OF MANIA」
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