日本の暗号小説
作者名 松尾 由美
作品名 安楽椅子探偵 アーチー

初出版:2003;東京創元社

発行日:2005.10.14
出版社:東京創元社
形式:文庫
目次
第1話 首なし宇宙人の謎
第2話 クリスマスの靴の謎
第3話 外人墓地幽霊事件
第4話 緑の緑のひじ掛け椅子の謎
ストーリーの概要
小学生5年生の及川衛は、自分の誕生祝を買いに行く途中で、アンティークショップの店先にあった安楽椅子に心惹かれる。
思い切って購入し、自宅に運んでみると、なんとその椅子は口をきき、不思議な能力を持っていた。
アーチーと名づけられた椅子は、シャーロック・ホームズばりの推理をする、正真正銘の安楽椅子探偵だった。
衛が通う小学校で起こった不思議な事件、駅で靴の片方を脱ぎ捨てていった男の謎、外人墓地で不可解な行動をする女性の真実など、ユーモラスで鮮やかな謎解き。
暗号について
* 第3話 外人墓地幽霊事件
・外人墓地の扉に書かれていた立ち入り禁止の札・・・日本語と英語で書かれている
 英語:「NO ADMITTANNCE TO GENERAL PUBLIC EXCEPT THE FORMAL VISITORS TO GRAVE]
 その中の[THE][TO][VISITORS]の[T]にピンクのチョークでなぞってある。
 ・・・何かを隠した場所を示す暗号だろう
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