日本の暗号小説
 作者名  西村 京太郎
  作品名  暗号名は「金沢」  十津川警部「幻の歴史」に挑む
発行日:平成29年3月1日
 初版:2015.1

出版社:新潮社
形式:文庫
目次
第1章 ポツダム宣言を知っていますか
第2章 カネダを知っていますか
第3章 スプルーアンスを知っていますか
第4章 御前九時十五分十七秒を知っていますか
第5章 東京裁判を知っていますか
第6章 朝鮮戦争を知っていますか
第7章 恩に報いることを知っていますか


ストーリーの概要
 太平洋戦争末期、連合国は、敗色濃い日本に降伏を迫るポッダム宣言を発表した。
 宣言を受け、日本政府中枢が、降伏か徹底抗戦かで真っ二つに割れる中、日本と中立国の間をしきりに飛び交う、謎の暗号「カナザワ」。
 この暗号の指し示すものはいったい何なのか?
 敗戦から七十年の時を経て、太平洋戦争と現代日本を繋ぐ、恐るべき謀略に十津川警部が挑む、新機軸の長編歴史トラベルミステリー。

* 十津川警部の推理小説を期待していたが、大半が単なる歴史フィクション。あまりにも信憑性からかけ離れてるのでは??
 
暗号について
第2章 カネダを知っていますか
・ アメリカは、日本の 暗号電報の解読に成功していた。マジック情報
 ・暗号解読によると、「日本政府の様子がおかしい。和平派が有利になった。」
・ 日本政府と中立国の間の電文に「カネダ」という言葉がしきりに飛び回っている。・・・「カネダ」とは?
・ ソビエトも日本の暗号電報の解読に成功していた。

第4章 御前九時十五分十七秒を知っていますか
・ 「カネダ」・・・正しくは「カナザワ」・・・「カナザワ」とすると、敵に内容が分かってしまうので「カネダ」とした。
・ 米国が原子爆弾を開発した。その目標が「京都」と「金沢」

inserted by FC2 system