日本の暗号小説
作者名 小栗 虫太郎
作品名 青い鷺
初出:S11.11,12
  ;探偵小説誌「プロフイル」

発行日:S51.5.30
出版社:社会思想社
形式:文庫
目次
「なし」

ストーリーの概要
タイトル通りの「青い鷺」をキーワードに繰り広げられる秘密結社もの。
競売場で競り落とした卓鈴に隠された謎。「青い鷺」と書かれた紙片が起こす騒動。

実質的な目次
前篇 卓鈴(すず)と死蠟
1 前名養老亭猩五郎
2 イムノ宮女の卓鈴
3 またも一羽、青い鷺(ブルー・ヘロン)
4 更にもう一羽、三羽の青鷺
5 仮面の道化師
6 裲襠に踊る手
後編 朝雨の音曲思案
1 奇術師登場
2 反魂娘の正体
3 犬相模索
4 (空白)
5 時計神秘
6 大団円
暗号について
前篇 卓鈴(すず)と死蠟
3 またも一羽、青い鷺(ブルー・ヘロン)
*都々逸「根〆はつ音 かげさす雁が、水に添うたる 月の影」・・・・(最初の字と終わりの字を拾うと)
 ・ 「ねねかがみるすけ」・・・根ね加賀見坩介
*遺贈品リスト(英語)の頭文字を綴ると「Blue Heron」・・・「青い鷺」

後編 朝雨の音曲思案
6 大団円
*レコードの暗号
 ・深夜の試験放送を○国との間で実施中。それに使用するのがマスチッフのレコード
 ・そのレコードに針穴をあけておけば譜と対照した時に何かが浮かび上がる・・・暗号通信
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