日本の暗号小説
作者名 大岡 昇平
作品名 暗号手      (「闇」「大岡昇平全集2」所収)
発行日:?2010.1012
出版社:ポプラ社
形式:新書(百年文庫7)
目次
「なし」(短編)
ストーリーの概要
大東亜戦争時、比島サンホセ警備隊で暗号手として配備された。暗号手は通信隊と共に本部に所属するから最前線に出ることはない。暗号手の特典を最大限利用した軍隊生活。空襲時は暗号書の保持が大変。
隊長と、下士官と私・暗号手の関係。
病気や事故発生時のことを考え、暗号手の代理を養成することを考えた。独占的地位を危うくするが、警備隊のことを考慮し具申する。
その後の代理要員との葛藤。
暗号について
* 大隊レベルで使用していた暗号、その作業方法等、具体的に記述
* 暗号手としての業務内容、要領・・・如何に楽するか等
* 空襲(警報)時の暗号手の行動・・・他兵との差→暗号書の携行
* 部隊換字表について
* 米軍上陸時の暗号書類の処理
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