日本の暗号小説
作者名 笹沢 佐保
作品名 悪魔の誘惑
初出版:
1993.10:光文社:カッパノベルス
(夕刊フジ:S57.9.1~連載)
発行日:1988.2.20
出版社:光文社
形式:光文社文庫

(悪魔シリーズ最終第6作)
目次

1 接近
2 船内
3 静夜
4 切迫
5 征服
6 潜行
7 宣告
8 性感
9 生体
10 惜春
11 戦慄
12 赤熱
13 成熟
14 清算

角川文庫版
ストーリーの概要
麻衣子の夫は 暴漢に襲われ失明の末、自殺した。現場に残された「ヨ人」の意味は?夫の残した写真の裏に謎の文字が!犯人告発のメッセージではないのか? 麻衣子は事件の鍵を握る夫の友人である西之園誉人に接近、二人きりで一ヶ月のヨット航海に出かける機会をつかむ。麻衣子と西之園の駆け引き。西之園は重大な秘密を打ち明ける。官能サスペンス。
暗号について
写真の裏に書かれた8行の文章。意味不明。暗号文だ。難解すぎる暗号文では、誰にも解読できない。改行された最初の文字と最後の文字をを読むと「西之園氏に告白頼みます」となる。暗号を解読する楽しみではなく、解読したあとの展開を楽しむ。
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