日本の暗号小説
 作者名  新保 静波
  作品名  暗号少女が解読できない
発行日:2012.10.30
出版社:集英社
形式:文庫
Contents
第1問 最初で最後のラブレター
第2問 ひとりぼっちのカイブン様
第3問 逆立ち歩きのガールズハート
第4問 三ツ竹山メモワール

ストーリーの概要
 転校早々、自己紹介で大失敗をし、クラスで孤立してしまった少年・西村。
 孤独と戦う彼に唯一話しかけてくれた美少女・沢渡遥から突然の告白と共に渡された手紙。
 そこに書かれていたのは愛の言葉…ではなく、なんと暗号文!
 男子生徒憧れの存在・沢渡さんは暗号に情熱を傾けるちょっと(?)不思議な女の子だったのだ!
 沢渡さんの難問奇問は西村とその妹や幼なじみまで巻き込み、必要以上にスリリングな学園生活が幕をあける―。
 沢渡さんの手に掛かればパンツだって暗号になる!? そして西村は謎だらけの暗号少女の心を解くことが出来るのか!?
 第11回スーパーダッシュ小説新人賞大賞受賞作。
暗号について
第1問 最初で最後のラブレター
* 沢渡から貰った最初の手紙・・・最初と最後だけ真実
  文章の最初と最後の文字を選ぶと → 「おどろくかも」

第2問 ひとりぼっちのカイブン様
* 沢渡から、5枚の暗号文が・・・日記のような
  ・七文字×七文字
  ・各文章のはじめが「あいうえお」・・・その順番に

第3問 逆立ち歩きのガールズハート
* 妹が、道でメッセージカードを拾う・・・沢渡からか
 ・次々と6枚のカードが

第4問 三ツ竹山メモワール
* 沢渡から、まばたきの合図が・・・短いまばたきと長いまばたき
 ・モールス信号の暗号か?
*沢渡から暗号文が・・・この山の何処かに宝が

◎ 後書にも作者からの暗号が!
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