日本の暗号小説
作者名 高尾 佐介
作品名 アンデスの十字架
発行日:1997.4.30
出版社:文芸春秋
形式:B6、ハード

目次
「なし」


第14回サントリーミステリー大賞読者賞受賞作
ストーリーの概要

ペルーで日系のフジモリ大統領が就任して以来、日系人に対するテロ行為が続発する。Q新聞サンパウロ支局勤務の記者の指月平は、商社マン・神埼の殺害と、フジモリ政権下のリマ取材の為現地に向った。自宅マンションの地下駐車場で射殺された神崎は、手には十字架のペンダントが。それは彼の金庫の鍵だった。
偶然知り合った日本人考古学者の天野民代と、ゲリラの拠点近くの発掘地へ向う指月。
センデロ・ルミノソを始めとするゲリラや、白人至上主義者の勢力、500年近く前のスペインによる侵略を恨むインディオ、クーデターを企む者達、意外な人物がゲリラの手先あるいは味方。

暗号について
十字架の中央に5個の、下部に9個の点が彫り込まれている。金庫のダイヤル数字か?魔方陣を利用した暗号。
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