日本の暗号小説
作者名 谷 克二
作品名 暗号名はトロイの木馬
発行日:1989.10.31
出版社:徳間書店
形式:四六判
目次
プロローグ
第1章 
第2章 
第3章 
第4章 
第5章 
第6章 
第7章 
第8章 
ストーリーの概要
急成長をとげたハイテク産業・東日工業の経営権をめぐって世襲に反対し副社長を押す銀行側と、創業者の息子との熾烈な闘いが始まった。ソ連は、開発した戦車砲の制御が低性能で、最新のICが欲しいが開発能力はない。東日工業の最新かつプロ用のVTRに使用しているICを入手することを企画する。それは、ココムで輸出禁止されているもので、ICは接着剤で固定されて外そうとすると壊れる。ソ連情報部はその接着剤を何とかしたいと画策する。それを米CIAがかぎつけ、日本の締め付けとソ連への対抗策を・・・。背後にココム規制にまつわる国際謀略の影が…。
暗号について
暗号名・トロイの木馬
米CIAの本作戦のコードネーム・・・暗号的にはこれだけの話
 ・ 城塞都市トロイは日本、ギリシャはアメリカ、トロイノ木馬はソ連情報部が東日工業に接近するエサ。トロイ戦争を引き起こした絶世の美女トロイのヘレンが集積回路・IC
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