日本の暗号小説
作者名 内田 康夫
作品名 不等辺三角形
初出:2010.4;講談社

発行日:2012.4.4
出版社:講談社
形式:新書
目次
第1章 幽霊箪笥
第2章 運河殺人事件
第3章 家族と孤独
第4章 陽奇荘異聞
第5章 丸森岩理屋敷
第6章 五言絶句の謎
第7章 連想ゲーム
第8章 梅の木は掘られた
第9章 「X」の正体
第10章 閉ざされた秘密
ストーリーの概要
 名古屋の名家・正岡家のお屋敷「陽奇荘」に伝わる仙台箪笥の修理を奥松島の工房に依頼した男性が殺害された。その行方を追って工房を訪ねた男も死体で見つかる。
 これは“幽霊箪笥”の祟りなのか?
 奥松島に赴いた浅見光彦は、箪笥の隠し棚に不思議な漢詩があったことを知る。そこに秘められた意味とは?
 正岡家の過去と繋がりが?
暗号について
* 箪笥の隠し棚から次の五言絶句が発見された。

   春水満四
 
   夏雲多
峰 
   秋月如
春 
   冬霊秀孤
 

・ 陽奇の文字があるから陽奇荘に関係するのか?
・ 岩澤は、先先代の奥様の出身地

* 隠しだなの蓋に「在不等辺三角形之重心」の文字が発見された。
・汪兆銘の秘法に関係するのか?・・・秘法が隠されている場所?
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