日本の暗号小説
作者名 深谷 忠記
経歴 1943年、東京都生まれ、千葉県育ち
東京大学理学部卒、大学院中退し、推理作家の道へ
主要な作品 1982:「ハーメルンの笛を聴け」:江戸川乱歩賞候補作
1985:「殺人ウィルス」:第3回サントリーミステリー大賞佳作
「0.096逆転の殺人」、
黒江・美緒シリーズ:「信州・奥多摩殺人事件」、「逆転」、「花伝説」「人麻呂の悲劇」
「殺意の陥穽」、「長崎・壱岐殺人ライン」、「アリバイ特急±の交叉」

作品名 暗号・殺人劇場
発行日:昭和63年4月25日
出版社:祥伝社 
形式:新書:NON NOVEL


(一七七文字の殺人に改題)
目次
リハーサル
1 死体のある開幕    2 プロンプターの暗号
3 奈落へ落ちた男    4 ホリゾントに浮かぶ手掛かり
5 疑惑のスポットライト  6 過去に残したシナリオ
7 血の回り舞台      8 仮面の剥げた終幕

カーテンコール
ストーリーの概要
「一七七文字の殺人」参照
暗号について
「一七七文字の殺人」参照
作品名 人麻呂の悲劇 上・下
発行日:1991.9.30
出版社:光文社
形式:カッパ・ノベルス

(書き下ろし)
目次
第1章 奇妙な依頼−「山柿の門」の暗示
第2章 過去からの声−人麻呂の生と死
第3章 疑惑の重層−人麻呂歌と赤人歌
第4章 仮面の死−人麻呂自傷歌群の謎
第5章 蛇足の罠−人麻呂・虚構の事実
第6章 遺書の秘密
第7章 復活の真相−『古今集』序文の暗号
ストーリーの概要
24年前のベストセラー作家の失跡と現代の殺人事件という異質な謎が、柿本人麻呂と山部赤人は同一人物だったという説に起因する。飛鳥彰という覆面作家が、週刊誌に連載した「人麻呂の秘密」の中で、人麻呂は赤人として復活したと書いたことから事件は起こる。
暗号について
古今集の序文である、紀貫之が書いた「仮名序」を読み解くと人麻呂と赤人は同一人物だと読み取れる。古文書の解読、即ち歴史暗号。
作品名 一七七文字の殺人        (旧名:暗号・殺人劇場)
深谷ー177文字 初出版:S63.4:祥伝社ノン・ノベル
        (暗号・殺人劇場)


発行日:平成10年5月
出版社:光文社 
形式:光文社文庫
目次
リハーサル
1 死体のある開幕    2 プロンプターの暗号
3 奈落へ落ちた男    4 ホリゾントに浮かぶ手掛かり
5 疑惑のスポットライト  6 過去に残したシナリオ
7 血の回り舞台      8 仮面の剥げた終幕

カーテンコール
ストーリーの概要
大手製薬会社の御曹司が撲殺される。遺産相続争いか、怨恨か。同僚の石上に疑いがかかるが。婚約者の真理子は実は、製薬会社社長の孫だった。次々に関係者が殺されるが、犯人は。アリバイと動機崩しに奔走する警察。
暗号について
警察に届けられた手紙に「天地子我」の4文字で構成された暗号文が届けられた。それが事件の真相を語っているのは間違いないようだが、解読は進まない。DNAのATGCとの関連は。殺された佐久間の残した「億万年の鎖、鏡、小より大」の意味は?
作品名 「万葉集の謎」殺人事件
発行日:1988.12.20
出版社:光文社
形式:カッパ・ノベルス
目次
プロローグ 沖つ藻のなびきし妹
第1章 カルチャーセンター
第2章 万葉の旅
第3章 水郷の殺人
第4章 額田王の秘密
第5章 万葉集を読む会
第6章 事件の構図
第7章 紫の逆転
第8章 アリバイの死角
エピローグ さ百合の花の妹
ストーリーの概要
美緒のもとに脅迫文が。中岡の主催するカルチャー教室の助手として筑波山周辺の「万葉の旅」に同行した夜、参加者の一人・房江から、ホテルの外で会おうというメモを貰う。そこには房江は現れず、翌朝死体で発見される。また、中岡の兄が経営する会社の副社長である甥・達志も殺される。達志?の過去は
暗号について
暗号は単純。犯人が使っていた「額田の王」の意味。
作品名 「法隆寺の謎」殺人事件      :寝台特急「はやぶさ」180秒の逆転
初出版:1998:光文社
        

発行日:1999.7.15
出版社:徳間書店
形式:徳間文庫(ふ13-6)
目次
プロローグ 謎の寺
第1章 資料盗難
第2章 法隆寺とともに死す
第3章 消えた写真
第4章 「はやぶさ」で着いた死者
第5章 吉備国・血吸川伝説
第6章 指定切断の意味
第7章 判読された文字
第8章 狂妄の座標
エピローグ 斑鳩の里へ
ストーリーの概要
慶明大学考古学研究室から、法隆寺で発見された貴重な資料が盗まれた、研究室に出入りする大学院生・手塚が殺された。その前日、笹谷美緒は手塚から「法隆寺の真実とともに死すべきか」という奇妙な手紙を受け取っていた。2ヵ月後、東京駅に着いた寝台特急「はやぶさ」の個室から、考古学研究室助手・山之辺の切断死体が見つかった。
暗号について
手塚が送った手紙の意味は。盗まれた考古学資料の判読不明の文字の意味は。したい現場に残された文字「鬼」の意味は。
暗号としてはやや弱いが、意味不明の文字・文章を判読すると言う面で採用した。