日本の暗号小説
作者名 阿川 弘之
作品名 春の城
発行日:昭和30年5月30日
出版社:新潮社
形式:新潮文庫
目次
第1章〜第4章
ストーリーの概要
大学の文学部学生の主人公・小畑耕二が、卒業と同時に軍務に服し、初め海軍省の軍令部において中国軍の暗号解読業務を、ついで支那方面艦隊司令部に転勤し、漢口の受信所で敗戦に遭遇し、父や恋人・知恵子知人等が原子爆弾の犠牲になった広島に帰り3回忌を迎えるまでの物語。
暗号について
主人公が勤務した海軍の暗号解読業務について詳しく記述している。作者の経験に基づくと思われるだけに実話に近い。
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