日本の暗号小説
 作者名 藤木 稟
  作品名 バチカン奇跡調査官 闇の黄金
発行日:平成23年2月25日
出版社:角川書店
形式:文庫
目次
プロローグ 首切り道化師
第1章 不可思議な暗号
第2章 御聖体の祝日と、奇跡の協会
第3章 アゾート 賢者の意志にしたためられた鏡文字の童話
第4章 乳のように白く、血のように赤き死体
第5章 現れた過去の亡霊
第6章 つららの死と悪魔の森
第7章 悪魔の所在地
第8章 地下都市の秘密と囚われの人々
第9章 我、主とともに響かん
エピローグ 主よ全てのものを許し給え


ストーリーの概要
 イタリアの小村の教会から申告された『奇跡』の調査に赴いた美貌の天才科学者・平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。
 彼らがそこで遭遇したのは、教会に角笛が鳴り響き虹色の光に包まれる不可思議な『奇跡』。
 だが、教会の司祭は何かを隠すような不自然な態度で、2人は不審に思う。
 やがてこの教会で死体が発見されて―!?『首切り道化師』の伝説が残るこの村に秘められた謎とは!?天才神父コンビの事件簿。
 第3弾。
暗号について
第1章 不可思議な暗号
 ・ 「奇跡を記録したビデオ」・・・女の子が持っている飴の青渭包装紙に文字が→バスツアー会社の名前?・・・何故そんな名前が?
 ・平賀を悩ます奇妙な暗号・・・「まだらの道化師」→数種類の言葉と9桁の電話番号・・・意図的な暗号?
 ・車の広告の左下に小さく妙なものが印刷されている・・・9桁の文字
 ・地方新聞の個人広告に「こちら、まだらの道化師、パーティしようぜ」と9桁の文字・・・このようなものが多数

第2章 御聖体の祝日と、奇跡の協会
 ・大司教に指示である教会の調査に・・・まだらの道化師の彫刻が
第3章 アゾート 賢者の意志にしたためられた鏡文字の童話
 ・書庫で探した最古の本・・・タイトルも中身も鏡文字だった→「童話」だった。
 ・ヨーロッパにおける暗号の歴史が述べられている。

第4章 乳のように白く、血のように赤き死体
 ・「知られてはいけない。だが、知られたい」・・・暗号とはそういうものさ。

第5章 現れた過去の亡霊

第6章 つららの死と悪魔の森
 ・協会に立っている謎の人物像。その台座に「天使」「祝祭」「魂」とギリシャ語が刻まれていた。
 ・これらの文字の最初の字をアトバシュで置き換えると「Z・T・B」・・・名前の頭文字

第7章 悪魔の所在地

第8章 地下都市の秘密と囚われの人々
 ・三本の角がある山羊の悪魔像・・・そこにギリシャ文字で何かがかかれている・・・暗号か?・・・コードブックが分からない。
 ・純粋な数・・・素数

第9章 我、主とともに響かん

エピローグ 主よ全てのものを許し給え


*謎が多すぎて、暗号の役割が良く分からかった。要再読
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