日本の暗号小説
作者名 松原 秀行
作品名 パスワード幽霊ツアー  (パソコン通信探偵団 事件ノートL)
発行日:2003.3.15
出版社:講談社
形式:新書
(青い鳥文庫186-14)
目次
第1章 ピンチの探偵
第2章 おかしな自転車乗り
第3章 モミの木屋敷
第4章 四つの悲鳴
第5章 金縁の万華鏡
第6章 サックビル家の儀式書

ストーリーの概要
「伯爵」事件も解決して、ロンドン観光にでかけた電子探偵団の面々。アイザックの案内でロンドン見物に出かけるがハプニング発生で、マコトが迷子に。
さらにマコトに、のろわれた一族の遺産を狙う女に孫役を引き受けるように奇妙な依頼がもちこまれる。
一方、探偵団のほうは恐怖のポルターガイスト騒動にまきこまれてしまう。それぞれの事件の意外な真相とは?
二つの騒動の繋がりはあるのか?
前回に引き続き、ロンドン編。
今回は、マコトとアイザックの二人の視点で物語が進められている。
今作品で、パスワードシリーズもついに150万部達成!!(だと噂)
暗号について

・ 幽霊屋敷で出る「四つの悲鳴」の謎は?・・・女性の悲鳴と靴音?
 「ヒ〜、コツコツ」「ヒ〜、コツコツコツコツ」「ヒ〜、コツコツコツ」「ヒ〜、コツコツコツコツコツコツコツ」
 →横笛。音階は「ミ、シ、ソ、ソ」。靴音の回数は「2回、5回、3回、7回」・・・暗号通信だ。
 →50音だと音階利用は×、イロハだとどれみの利用○。

・ ミツコおばさんからマコトに渡されたカタログ・・・・右手を上げたネコと左手を上げたネコの招きネコが13組・26個
 →隣のページには切り抜いた招きネコの写真が8枚
・・・・26個はアルファベットでは?

・ 万華鏡から儀式書が。・・・・ヴィジュネル多表と下部に「眼光紙背に徹するまでわたしの顔をながめよ」
  →創業者の肖像画か・・・学の裏に「SICNIXVLIAO xmpptjy」の文字が
  →ヴィジュネル多表を利用して解くと・・・・

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