日本の暗号小説
作者名 西村 京太郎
作品名 箱根 愛と死のラビリンス
初出誌:小説新潮;H11.6〜12

発行日:2002.3.20
出版社:新潮社
形式:新書
目次
第1章 箱根細工
第2章 お伽噺
第3章 雪の大涌谷
第4章 反証
第5章 オークション
第6章 疑惑の輪
第7章 奥湯河原で終り
ストーリーの概要
殺害されたトラベルライターが貸し金庫に遺した箱根細工。苦労して開けると中には観光地図が。裏に「一つ二つで、人殺し/三つ四つで、仇討ち…」という奇妙な文句が記されていた。
しかし殺人犯と目された男は撲殺死体となって大涌谷で発見される。その文句が、時価数億円という幻の名画の行方に関係していることを掴んだ十津川警部と亀井刑事は、事情を知る美術評論家を訪ねるが…。箱根・奥湯河原に展開する白熱の追跡劇。

書名の「愛と死のラビリンス」と内容がピリッとこない?
暗号について
* 観光地図の裏に書かれた奇妙な文字
 「一つ二つで、人殺し / 三つ四つで、仇討ち / 五つになれば、箱根のお山は日本晴れ」
* また、大涌谷に×印と、2.6の数字、千石原にも×印と3.6の数字

暗号らしい文字だが、最後まで明解なものは読み取れない感じ。こじつけっぽい。
要するに殺人と、ニセの絵画の関係を述べているらしいが?
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