日本の暗号小説
作者名 西村 京太郎
作品名 発信人は死者
初出版:1977.11:光文社
(カッパノベルス)

発行日:昭和61年3月20日
出版社:光文社
形式:光文社文庫
目次
1 32年目の夏    2 伊509潜の謎
3 トラック諸島   4 金塊
5 南原機関     6 匿名の手紙
7 潮岬        8 パンフレット
9 脅迫状      10 圧力
11 ある告白     12 苦闘
13 サメ狩り     13 海中の戦い
ストーリーの概要
カメラマン・野口浩介の無線機に、決まって御前二時になると弱弱しい電波で救難信号が送られてきた。謎の信号を調査すると、それは旧日本海軍の潜水艦で、32年前に沈没した伊509号からのものだと判明した。そして関係していた元海軍将校の謎の死が続く。真相を追って野口は友人江上周作、氏家由紀子ととトラック諸島へ向かう。戸津川警部も元将校の死の捜索に入る。
暗号について
受信した信号には、旧海軍の暗号が使用されていた。旧軍の暗号システムについて解説されている。
inserted by FC2 system