日本の暗号小説
作者名 新戸 雅章
作品名 発明皇帝の遺産
発行日:H2.2.20
出版社:祥伝社
形式:文庫
目次
プロローグ
1 巨球を頂く鉄塔
2 30年前の疑惑
3 空を見上げた人びと
4 発明皇帝の遺産
5 フライング・ソーサー
6 エジソンを超えた男
7 異邦人の幻影
8 星芒形に隠された謎
エピローグ
ストーリーの概要
1943年、冬のニューヨークで一人の老人が死んだ。ニコラ・テラス。当時、彼はエジソンと比肩される天才発明家だった。
無線送電システムを始めとする人知を超えた研究故に、夢想家として歴史から抹殺されたが、彼は密かに核兵器を発明、設計図を遺していた・・・・。
これが米ソのスパイ戦の始まりだった。そして半世紀にわたる諜報戦の末、1990年、朝木隆彦のもとに「設計図は日本に持ち込まれたいた!」との情報が飛び込んできた。
30年前にはやったUFO観測会。そのマニアの仲間、橋本、一色と連続して不審な死を迎える。その庭には、不思議な巨球を頂く鉄塔が立っていた。
調べていくうちに、隆彦の叔父・大二郎も不審な死だったことも判明する。浮かび上がった疑わしい男・伊藤もその仲間だった。UFOマニアとテスラの発明と何らかの関係が・・・
暗号について
* 一色のダイイング・メッセージ・・・「さき、柿の枝を落とす、な」
* UFO関係者がいう「ペーパー」とは・・・秘密兵器の設計図?
* 一色から贈られたメダルに書かれた「STELLAR」「STELE」「STELLATE」「56,23,47」の意味は?・・・暗号?
  →太陽のピラミッドの―星の紋章のなかに―テスラがいる
* 北海道・平取のUFO公園にあるピラミッドの上に「五稜星芒形」が
  五つの角の部分に「1〜5」の数字が、「2、4、5」の部分にだけ「「3」「7」「6」の数字が添えられていた。
  →この数字の組み合わせが「56」「23」「47」に関係するのか
inserted by FC2 system