日本の暗号小説
作者名 岡嶋 二人
作品名 ビッグゲーム
初出誌:「週刊現代]S59.5.5~12.22
初単行本:S60.12:講談社ノベルス

発行日:1988.10.15
出版社:講談社
形式:講談社文庫
目次
ビッグゲーム (1〜64)
ストーリーの概要
プロ野球の情報戦の暗部をえぐるミステリー。高度のデータ野球でV4をめざす新日本アトラス。これを阻もうとする他球団ではネット裏で必死の情報収集を行っている。球場の照明が消え、アトラス球団の覗き部屋と呼ばれる情報管理室のスタッフの一人が照明塔から落下する事件が。翌日、代理のスタッフが行方不明になり、死体で発見される。資料課長以下謎を追及するが、次から次へ衝撃的な出来事が発生する。立ち入りが限定される資料管理室から貴重なビデオが消える。データを狙うスパイを操るのは誰か?
暗号について
・電波にはスクランブルがかけられている。電波の暗号化だ。
・サインはFM電波を利用した信号の組み合わせ。二つの音の組み合わせにより暗号化されている音の高低と長短で16通りの信号が出来る。
inserted by FC2 system