歴史暗号

著者名 笹本 稜平      (旧名:阿由葉 稜
作品名 ビッグブラザーを撃て (「暗号」改題)
発行日:2003.9.10
出版社:光文社
形式:光文社文庫
目次
プロローグ
第1章    第2章
第3章    第4章
第5章    第6章
第7章
ストーリーの概要
石黒に目の前で変死した友人・滝本が託したものは、世界最強の暗号ソフトだ。国家、多国籍企業、怪しい謀略組織が、石黒の周りに出没。暗号ソフト「クロノス」を、世界標準にするために奔走する石黒に接触してきたジェイク佐伯は、自分たちだけに暗号を解除できるバックドアをつけるよう要求。石黒が、家族が脅迫される。警察は真の見方か?
暗号について
デジタル暗号は、推理小説の題材にはなりにくいと思っていたが、この本は凄い。インターネット上の暗号の仕組みを紹介しつつ、その暗号が各国家間の利益に直結する怖さが理解できる。解読とは異なるが、暗号ファンは必読。
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