日本の暗号小説
作者名 内田 康夫
作品名 氷雪の殺人
初出:1999.9;文劇春秋
(1998.10.22~99.7.22;週刊文春)

発行日:2003.11.10
出版社:文芸春秋
形式:文庫
目次
第1章 利尻島にて
第2章 プロメテウスの火矢
第3章 「9人の乙女」の悲劇
第4章 防衛産業
第5章 テポドン
第6章 第2の犠牲者
第7章 防衛庁調達実施本部
第8章 氷雪の下に
第9章 自衛隊の光と影
第10章 覚悟の選択
ストーリーの概要
京都・
最北の国境をのぞむ利尻島で、日本有数の通信機メーカーのエリート社員・富沢が変死を遂げた。
警察が自殺として処理しようとする中、北海道開発庁長官の依頼を受け、光彦は利尻に飛び、事件の謎を追う。
利尻のカルチャーセンターで死んだ富沢が残した謎のメッセージを見つける。
富沢の不倫相手・絵奈から、富沢から送られてきたといy一枚のCDを託される。「氷雪の門」の曲が・・・何故?
調査を進めていくうちに、背後に蠢く巨大な謀略が見え隠れする―。
光彦と兄・陽一郎の思いは、“国”を動かすのか。
暗号について
* 残されたメッセージ:「プロメテウスの火矢」の意味は?
  ・・・何かの暗号名か?最も単純に推測できるのは、何かのイニシャルの合成語?
  ・・・PROMETHEUS」とすると・・・・軍事?弾道弾?威嚇?米国?

* CD・・・CDを手にした時、何を思いますか?音楽、それとも・・・・。面白い発想。
  CDは、音楽用だけではない。CDプレーヤーでなく、パソコンで開いたらどうなる?
  暗号とは云いがたいが、内容を秘匿する手段として用いているので、取り上げた。

平11.9.10:単行本
inserted by FC2 system