日本の暗号小説
作者名 檜山 良昭

作品名 ポツダム三巨頭を消せ
初出版:1984.5:カッパノベルス

発行日:1990.8.20
出版社: 光文社
形式:光文社文庫
目次
1 地下室の逃亡者 
2 残置諜報員
3 黒い豹を追え 
4 親衛隊・破壊工作員
5 暗号名は「イシオスの日」
6 襲撃
7 警備計画を狙え 
8 ポツダム会談
9 迫る追撃   
10 殺人
11 決行  
12 対決
ストーリーの概要
ドイツ敗戦の頃、ドイツ駐在中だった日本陸軍残置諜報員・河村吾郎は、ドイツ娘でで日本大使館に勤務していたベルタの地下室に隠れソ連等の戦犯狩りの追及を逃れていた。河村は、ナチの残党と連絡することに成功し、大胆にもドイツの戦後処理、対日戦略等を協議するためポツダムに集合した米・英・ソの3巨頭を暗殺する計画を立案する。米陸軍情報部のヘンダーソン大尉は、ソ連の責任者コズロフ大佐に協力を依頼し、河村の無線の傍受から、その居場所を探し出す。
暗号の概要
河村の通信に使用する暗号(陸軍暗号の一部)と米情報部の暗号解読の戦いぶり。軍隊の暗号の仕組み、暗号解読の要領が、興味深く書かれている。
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