日本の暗号小説
作者名 宗田 理
作品名 北斗七星殺人伝説
発行日:昭和62年12月10日
出版社:角川書店
形式:角川文庫
目次
T 貪狼星
U 巨門星
V 禄存星
W 文曲星
X 廉貞星
Y 武曲星
Z 破軍星
ストーリーの概要
東京白銀台のマンションの窓の外に男の首吊りしたいがぶら下がっていた。やがて男の妻も志摩地方の島で首と胴を切り離された姿で発見された。そこは、戦国時代にその地に勢力を張った九鬼嘉隆の墓のある場所だった。一方、海外から帰国したばかりの青年三谷凌は、行け不明の友人有藤を捜しに、有藤の妹衣津子と共に伊勢志摩に行く。途中彼らを襲う謎の敵。そして有藤から届いた古文書に隠された九鬼水軍の埋蔵金の謎とは。夜空に輝く北斗七星が地上に降りるとき、全てが解明する。
暗号について
・有藤から来た手紙に古文書が。暗号めいた文章と修験者が祈祷に使う九字切りに似たものが書かれていた。北斗七星と、九鬼家のかかわりは。
・2回目の手紙には、普通の文章だが、三谷と衣津子には理解できないことが書かれてあった。これは何を意味するのか。
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