日本の暗号小説
作者名 大江 隆
作品名 インテリジェンス・ウォーズ  小説知的財産権 操られた超異常気象
発行日:H元.6.28
出版社:商事法務研究会
形式:四六版
目次
第1章 野望の序曲
第2章 赤い貫流
第3章 謀略の波紋
第4章 華麗なる攻防
ストーリーの概要
地球46億年目の危機を救う“海洋浄化船構想”。
異常気象の元凶である温室効果を阻止するために開発された“海洋浄化船”。技術と知的財産権を武器にした壮絶な闘いをサスペンス・タッチで描く。
暗号について
第1章 野望の序曲
4 万葉集歌に秘められた謎
*辞世のことば
 ・湯ノ湖で死んだ仲間二人は心中だったのか?・・・遺留品の中から「辞世のことば」が
  潮満てば 水沫(みなわ)に浮かぶ 治水砂 吾は生けるか 恋ひは死なずて
*遺書の謎
 ・万葉集との違い・・・・「細砂(まさご)にも」が「治水砂」に
 ・パスワードは?タイム・ラグ・システムとは?・・・・JIS区点番号の活用
*填め込み和歌
 ・ワープロにデータは消えていたが、万葉集の歌3首残っていた。
 ・それぞれが万葉集との違い・・・「熱田津に」→「満ち綺羅に」、「大滝を 過ぎて菜摘に」→「湯の滝を 見に野良衆等と」
*ダイイングメッセージ
 ・「湯の滝」はここか?「満ち綺羅に 見に野良衆等と 治水砂」・・・「5・7・5」の句になる。
第4章 華麗なる攻防
2 特許共有計約
*契約書に社長の「名護井明」とワープロを打つと「みちきらにちのにすら」→「満ち綺羅に千野に州値」
 ・ローマ字入力が、ひらがな入力になっていた。
*では、「満ち綺羅に 見に野良衆等と 治水砂」をローマ字入力でひらがな打ちをすると「nagoinikorosareru」
 ・「名護井に殺される」・・・・犯人は社長だった
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