日本の暗号小説
作者名 吉村 達也
作品名 伊香保温泉殺人事件
発行日:2007.8.10
出版社:実業之日本社
形式:新書
目次
プロローグ 全国湯けむりかるた
第1章 複雑な家族
第2章 銀色の太陽
第3章 石段街の悲劇
第4章 9人の関係
第5章 意外な被害者
第6章 湯けむりの真実
第7章 秘密の小箱
エピローグ 春の予感
ストーリーの概要
 「オリジナル全国湯けむりかるた」の創作コンテストに応募した、警視庁捜査一課の志垣警部と和久井刑事。
 なんと結果は見事優勝。その記念に招待されたのは、群馬の名湯・伊香保温泉。
 そこで彼らは石段街で起きた観光客の転落死に遭遇する。単純な事故かと思える出来事だったが、同行の男が失踪し、現場には「い」ではじまる『かるた』の絵札が一枚と、「殺人は、これで終わりではない」のメッセージが残されていた。
 伊香保石段街の転落死は連続殺人の幕開けなのか……。
暗号について
転落死した現場から「かるたの絵札」が見つかった。
・ 右側に「い」の文字が記されている。
・ 裏面に「殺人は、これだ終りではない。カルタの順につづいていく」と書かれていた。

これは連続殺人の予告か? 
・ 「イロハ」が先か「あいうえお」が先か・・・・どちらを優先?
  ・ イロハとすれば次は、「ロ」だ。
  ・ アイウとすれば、既に「あ」で起きている?
inserted by FC2 system