日本の暗号小説
作者名 岡嶋 二人
作品名 解決まではあと6人 (5W1H殺人事件)
初出版:1989.4:双葉文庫

発行日:1994.7
出版社:講談社
形式:文庫
目次
1 WHO? あと6人
2 WHERE? あと5人
3 WHY? あと4人
4 HOW? あと3人
5 WHEN? あと2人
6 WHAT? あと1人
ストーリーの概要
一つの章ごとに、別々の5軒の探偵社に平林という謎の女から奇妙な依頼が行く。あるカメラの持ち主は?Vで始まる二つの単語からなり緑色のマッチを使っている喫茶店は?ある車の後部シートがなくなった理由?わけの分からない音が録音されたカセットテープに秘められたいる情報は?最後は、宇野を呼び出し、吉池はいつ戻るかと尋ねるという、何のつながりもなく、探偵社同士はお互いに何も知らない。これがどう結びつくのか。
暗号について
雑音のように聞こえるカセットテープに何の意味があるのか。前衛音楽の中にコンピューターのデータ音が。2進法とコンピューターの仕組みが分からないと解けない。カセットテープに記された番号の意味は。
デジタル暗号だ。
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