日本の暗号小説
作者名 篠田 秀幸
作品名
発行日:2006.12.18
出版社:角川春樹事務所
形式:新書
目次
第1部
1 予告殺人 2 人権派遣弁護士の砦
3 「九州古代史探究会」 4 高天が原
5 姪の浜 6 公認会計士
7 ヤメ検弁護士の正義 8 小会議室での工作
9 アマテラスの生誕地 10 捜索会議
第2部
1 国語辞典の問題 2 第2の殺人予告
3 討議 4 卑弥呼がいた場所
5 サヨク教授の死 6 「天皇陛下万歳」
7 接点 8 レフト・ウィング
9 「ブレードランナー」の雨 10 公安係長の陰謀
第3部
1 第3の殺人予告状 2 錯綜する糸
3 その後の邪馬台国 4 日向神話
5 天孫降臨 6 従軍慰安婦問題
7 宮崎県警本部 8 神武生誕
9 小休止
ストーリーの概要
 二〇〇一年九月八日、名探偵・弥生原公彦と探偵小説家・築島龍一の元に、警察庁の捜査官二人が捜査協力の要請にやってきた。
 九月二日に九州で起きた弁護士殺人事件の前に、殺人予告状が送られてきており、犯人は、闘いの相手に弥生原を指名しているのだという。
 今後、「国辱の記念日」に「国賊」を一人ずつ抹殺してゆく…という犯人に弥生原が立ち向かう!稗田阿礼を名乗る連続殺人犯の闇と「記紀神話に潜む日本国家の起源」にせまる。
暗号について
* 邪馬台国の解明
* 古代史研究会資料の解読
* 殺人予告状の解読
* 古事記と日本書紀の差の解読
* 三島由紀夫がキーワード
 ・MISIMA YUKIO →(アナグラム)KAMI (K)I SYOMU(神域聖武)
inserted by FC2 system