日本の暗号小説
作者名 横溝 正史

作品名 悲しき郵便屋         (「赤い水泳着」:横溝正史探偵小説コレクション@所収)
初出誌:新青年:大正11年5月号

発行日:H16.9.15
出版社:出版芸術社
形式:四六版
目次
「なし」短編
ストーリーの概要

伊山省吾は郵便屋。配達区域にいる令嬢・綾子に一目ぼれ。綾子に来るハガキを見ると楽譜が書いてある。しかし、どう見てもでたらめな楽譜。暗号だ。その暗号を利用して綾子を誘い出すためににハガキを出す。しかし・・・・郵便屋さんの特典(法的はいけない事だが)である、ハガキならすべて見ようと思えば見える特性をテーマにしている。

暗号について
楽譜暗号。どう見ても出鱈目な楽譜。暗号解読の基本的な思考が書かれている。音符は2種類、線は5本。1小節が1字だろう。綾子が簡単に読めるものだ。モールス信号か?
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