日本の暗号小説
作者名 草野 唯雄
作品名 警視泥棒 (ハラハラ刑事シリーズA)
初出版:S51祥伝社

発行日:S58.3.20
出版社:角川書店
形式:角川文庫
目次

1 誘拐と失踪   2 監禁と暗号
3 強盗と盗聴   4 尾行と捕虜
5 追跡と救出   6 逮捕と脱出
7 帰還と発射   終章 閉幕と予感
ストーリーの概要
坂下署は、浦野警視が何者かに誘拐され、木下警部も釣りに出かけたまま行方不明になり、大騒ぎ。おまけに管内では、大学教授の娘が誘拐され、老婆の夫の形見である軍服が盗まれる等奇妙な事件が続く。事件続出を喜んだのは、上司不在を絶好の機会と張り切る柴田デカ長と高見刑事。このハラハラコンビが滅茶苦茶捜査を開始し、署内は混乱。極右翼の計画を止められるか。
暗号について
古本屋の山辺は、ガンマニアの小林に旧軍の武器を隠し場所を示していると言う暗号の半分を入手したと語る。半分は、元大尉の軍服に縫い付けてあると言う。単純な換字暗号。氏の「観音崎灯台不連続殺人事件」にも、同じ暗号が使われている。
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