日本の暗号小説
作者名 綾辻 行人
作品名 霧越邸殺人事件
初出:1990.9;新潮社

発行日:H9.1.10
出版社:新潮社
形式:文庫
目次
第1幕 劇団「暗色天幕」
第2幕 吹雪の山荘
第3幕 雨
幕間 1
第4幕 第2の死
第5幕 第3の死
第6幕 第4の死
幕間 2
第7幕 対決

ストーリーの概要
或る晩秋、信州の山深き地で猛吹雪に遭遇した8人の前に突如出現した洋館「霧越邸」:「この家は祈っている。静かに、ひたむきに」。
助かった…安堵の声も束の間、外界との連絡が途絶えた邸、劇団「暗色天幕」の一行は、住人たちの冷たい対応に戸惑い、館内各所で出遇う不可思議な“暗合”に戦慄する。
やがて勃発する殺人事件の現場には、何故か北原白秋の詩集が…。
密室と化したアール・ヌーヴォー調の豪奢な洋館。謎めたい住人たち。奇怪な“連続見立て殺人”の犯人は誰か?
館に潜む“何物か”の驚くべき正体とは・・・?
暗号について
「暗色天幕」一行、8人の名前に暗号が
*年齢順に並べる
 ・槍中秋清、鈴藤稜一、名望奈志、甲斐倖比古、芦野深月、希美崎蘭、榊由高、乃本(矢元)彩夏
  →や、り、な、か、あ、き、さ、や・・・・槍中秋清
*本名を若い順に並べる
 ・山根夏美、李家充、永納公子、香取深月、英田照夫、松尾(鬼怒川)茂樹、佐々木直史、槍中秋清
  →や、り、な、か、あ、き、さ、や・・・・槍中秋清

*その他、文中に各人の名前に符合する出来事が出てくる。
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