日本の暗号小説
作者名 荒巻 義雄
作品名 黄河遺宝の謎を追え
初出版:1988.3:講談社
  (「黄河遺宝殺人事件」改題)
発行日:1994.7.15
出版社:徳間書店
形式:徳間文庫文庫
目次
第1部 呪いの記号
 1 札幌の殺人
 2 灰皿・煙草・手袋
 3 U二・ち・1二二 
 4 同人誌の作品
第2部 記号の解読
 5 石置文字 
 6 殷墟の諸問題
 7 積丹半島の殷文字
 8 怠惰な幽閉者
エピローグ 事件の結末
殷人が岩内に来た?(あとがきに代えて)
ストーリーの概要

八光電子社長・江尻好久は、札幌に投資のための不動産を買いに来た。先輩作家の牧に会い、父久蔵の謎の死について相談をした。その江尻のの首のない死体が、札幌のホテルで発見された。現場には、犯人のメッセージらしい奇妙な記号と麻雀牌の緑発が残されていた。牧は、その謎を追い、中国の殷墟を訪れたが、そこで旧陸軍大尉だった久蔵の隠れた秘密を知る。中国古代帝国殷の遺物。甲骨文の謎は。

暗号について
甲骨文字、殺人現場に遺された記号、葉書に書かれていた不可解な文字、各種古代文字の解読。
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