日本の暗号小説
作者名 福本 和也

作品名 航空監察官2 「竜」は放たれた
初出版:1986.5:徳間書店
  「〈竜〉は放たれた」改題

発行日:1990.10.25
出版社:徳間書店
形式:徳間文庫
目次
プロローグ
1 警備室
2 不法電波
3 《豚(デジ)》
4 《竜(リヨン)》
5 アンギブ
6 襲撃
7 エピローグ
ストーリーの概要
航空検察官・伊吹竜へ、北朝鮮への亡命のためハイジャックに失敗し、死刑を執行された男から「虎(ボランギ)は必ず放たれる」と言う手紙が届いた。北朝鮮工作員と思われる男の死体から出てきた暗号文から、〈竜〉と言う文字が浮かんだ。韓国大統領「全斗煥」の来日を控え、大統領暗殺を狙い、北朝鮮から工作員が潜入したと判断し、伊吹たちと警察の共同作戦が始まる。
暗号について
北朝鮮工作員同士あるいは、工作員と本国の間の暗号のやり取りが述べられている。数字暗号、放送による指示。乱数表の実態等。
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