日本の暗号小説
作者名 生田 直親

作品名 コンピュータ完全犯罪
発行日:S61.9.10
出版社:廣済堂出版
形式:廣済堂文庫
目次
1 見えない払い戻し人
2 うごめく女たち
3 憎悪なき犯行
膺懲のための終章
ストーリーの概要
長野県下、信州相互銀行19支店の現金自動支払機で、キャッシュカード偽造による3千万円蒸発事件が起きた。事件は、口座名義人の開業医猪股良介の訴えにより発覚したが、信用を重んじる銀行は、警察沙汰を恐れ、秘密裏に金融機関専門のトラブル調査機関に調査を依頼した。犯人は内部の人間か外部者か?完璧な防犯対策がとられている銀行のCDシステムの盲点を衝いた、新コンピューター完全犯罪。
暗号について
暗号そのものではないが、カードの磁気テープ、名前のエンボスの意味、暗証番号等の仕組みや読み取りの方法等デジタル暗号の一端がうかがえる。
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